有酸素と無酸素って?
こんにちは。女性専用セミパーソナルジムの鈴です。
有酸素と無酸素の違いって知ってますか?
有酸素運動=ジョギング、ウォーキング
無酸素運動=筋トレ
こんなイメージを持っている方が多いと思います。
では中身について深く知っている人は少ないかと思います。
それでは無酸素と有酸素について書いていきたいと思います。
目次
- 無酸素性エネルギー
- 有酸素性エネルギー
- 有酸素運動と無酸素運動
- まとめ
無酸素性エネルギー
筋活動に必要なエネルギー供給、すなわちATP-CP系の分解やグリコーゲンの解糖は無酸素性過程と呼ばれます。
※A TPとは筋肉の収縮など生命活動で利用されるエネルギーの貯蔵・利用にかかわる。 「生体のエネルギー通貨」と呼ばれる。
このエネルギー供給は迅速で、筋活動の初期に利用されます。
しかし、無酸素性エネルギーは量的に限られており、全力運動ではすぐに使い果たされます。
例えば、100m疾走(約10秒)では、消費される全エネルギーの85%が無酸素性過程から得られます。
運動開始から1〜2分経過すると、有酸素性エネルギーへの依存度が高まります。
有酸素性エネルギー
ATP再合成に必要なエネルギー供給のうち、酸素を必要とする部分を有酸素性過程、供給されるエネルギーを有酸素性エネルギーと言います。
運動初期の筋活動は無酸素性エネルギーに依存しますが、運動開始後1〜2分経つと有酸素性過程が働き始めます。
長い時間が経過すると、エネルギー供給はほとんどが有酸素性エネルギーに依存します。
体内に蓄えられた糖質や脂質は酸素によって燃焼し、二酸化炭素と水に分解され、その際に発生するエネルギーがATPやCPの合成に利用されます。
糖質と脂質の分解速度は異なり、短時間の運動では糖質の利用率が高く、長時間の運動では脂質の利用率が高くなります。
有酸素運動と無酸素運動
有酸素運動→軽いジョギングや水泳、サイクリングなど
この運動では呼吸が整えられ、酸素が筋肉組織に供給されるため、持久力や心肺機能の向上に効果的です。
無酸素運動→スプリント走やウェイトトレーニングなど
この運動では酸素供給が追いつかず、筋肉内部で糖質を分解してエネルギーを生み出します。無酸素運動は筋力や爆発力を高める効果があります。
有酸素性運動行うとき
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- 全身運動であること
- 5分以上継続する運動であること
- 1回の運動で疲労して、継続不可能にならないこと
まとめ
無酸素運動は主に糖質を使います。なので体内にしっかり糖質がなければ動くことができません。
有酸素運動は主に脂質を多く使います。
自分のボディメイクの目標はどこなのかしっかり決めた上で、無酸素運動と有酸素運動をやっていきましょう。